清水紫桜さんは私たちの地元・松山市在住の人形作家さんです。
実は彼女の作品は、今年の現代作家人形展（H17年1月）の際、別室で同時開催していた文殊哩人形教室展にお仲間として賛助出品されていたものだったのですが、その抱腹絶倒の異彩ぶりにすっかりノックアウトされたオーナー森田がご本人に頼み込んで、今回ウェブショップへの出品をご了解いただいたのでした。

裃（かみしも）姿にコミカルな下膨れのほっぺた。ゆたかな福耳。招福という言葉がぴったりの清水紫桜さんの福助さん。
世の中に福助人形は数あれど、こんなに平和な笑顔のにはなかなかお目にかかれそうにありません。
両方のほっぺたにひとつずつ、ぽつんと小さな光の照り返しがあります。

掌の上には5円玉が載っています。

後ろ姿。江戸時代の男性のちょんまげは余談ですが剃りたてのツルツルよりも数日たった青いくらいがセクシーだったそうです。

裃にささっているのは我らが坊っちゃん団子！！